映畫動畫配信

三上靖史

日本映畫の名作データ

三上靖史

映畫好きが選ぶ日本映畫ベスト150(文庫文庫)

映畫が好きな芸能人、著名人を含む372人にアンケートを行い、日本映畫ベスト150を選出しました。文春文庫が、1988年に実施。アンケートでは、1位から10位までの映畫を選んでもらい、1位を10點、2位を9點・・・1位を1點として集計しています。1位は「七人の侍」、2位は「東京物語」、3位は「生きる」となっています。昭和の名作が上位を占めています。

順位 作品名
(公開年)
監督 ストリーミング動畫配信
1位 七人の侍
(1954年)
黒澤明 Amazonビデオ→
2位 東京物語
(1953年)
小津安二郎 Amazonビデオ→

U-NEXT→

Hulu→
3位 「生きる」
(1952年)
黒澤明 Amazonビデオ→
4位 「羅生門」
(1950年)
黒澤明 Amazonビデオ→

U-NEXT→

Netflix→
5位 「浮雲」
(1955年)
成瀬巳喜男 Amazonビデオ→
6位 「飢餓海峽」
(1965年)
内田吐夢 Amazonビデオ→

Hulu→
7位 「二十四の瞳」
(1954年)
木下惠介 Amazonビデオ→

Hulu→
8位 「無法松の一生」
(1943年)
稲垣浩
9位 「幕末太陽伝」
(1957年)
川島雄三
10位 「人情紙風船」
(1937年)
山中貞雄


東映が映畫配信サービス(ムービーサーカス)

2004年3月2日、読売新聞、東京夕刊

映畫會社の東映は、劇場公開邦畫を配信するサービス「ムービーサーカス」を開始した。好きな作品を選んで視聴できるビデオ・オン・デマンド方式で本編をストリーミング配信するほか、作品情報、予告編なども公開、「ネットシネコン」を目指す。

特撮BBではテレビ番組を配信

東映では2002年夏から、テレビ向け特撮作品を配信する「特撮BB」を開始、2003年5月からはビデオ映畫やお色気作品を集めた「おとなの映畫BB」を運営している実績がある。

飢餓海峽、仁義なき戦い、銀河鉄道999など

今回は公開メジャー作品ばかりをそろえ、子供から年配までを視野に入れた一般向けサービス。「飢餓海峽」「仁義なき戦い」「鬼龍院花子の生涯」など名作からアニメ「長靴をはいた貓」「銀河鉄道999」まで、「現代劇」「時代劇」「特撮」「アニメ」の4ジャンルをそろえる。開始時は30作品を用意、2003年4月以降は毎月10~20作品を追加予定。

視聴料金は1作400円

「ワンピース」劇場版のダイジェストを無料配信

視聴は1作400円(消費稅込み)で、7日間以内なら繰り返し見られる。3月中は「ワンピース」劇場版の1作~3作のダイジェストを無料で配信する。

サービスは當面、NTT東日本のブロードバンドユーザー向けだが、東映では順次拡大の意向で、「月6~8萬アクセスを目指したい」としている。

「日本漫畫映畫の全貌」展

2004年12月28日、神戸新聞、朝刊

90年間のアニメの名場面

宮崎駿監督の新作アニメーション映畫「ハウルの動く城」が公開され、話題を集めている。2003年は宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」が米アカデミー賞の長編アニメ賞を得るなど、日本のアニメはいまや世界に注目される文化に育ったが、そこに至るまでには90年近い歴史の積み重ねがある。神戸市の大丸ミュージアムKOBEで2004年12月29日から開かれる「日本漫畫映畫の全貌(ぜんぼう)」展では、大正期に始まる漫畫映畫の流れを3つの時代に分けてたどる。

アニメの父・政岡憲三「くもとちゅうりっぷ」
戦前の白黒短編

戦前の白黒短編作品時代では、アニメの父・政岡憲三が腳色や演出を擔當した「くもとちゅうりっぷ」(1942年)の場面や、手探りで技術を確立した當時の作業風景を紹介する。

日本初のカラー長編漫畫映畫「白蛇伝」
森康二の「長靴をはいた貓」

戦後のカラー長編作品時代は、東映動畫の名作が中心。日本初のカラー長編漫畫映畫「白蛇伝」(1958年)の原畫や、アニメの神様と稱される森康二が描いた「長靴をはいた貓」(1969年)のキャラクターシートなどを展示する。

東京ムービーやジブリ

最後は、伝統を受け継いだ東京ムービーやスタジオジブリの時代。宮崎駿による「パンダコパンダ」(1972年)「風の谷のナウシカ」(1984年)「となりのトトロ」(1988年)「もののけ姫」(1997年)「千と千尋の神隠し」(2001年)のイメージボードなどが並ぶ。

また、高さ約3メートルの「ハウルの動く城」のオブジェや戦前の撮影台「マルチプレーン」も登場する。

懐かしい傑作から最近の話題作まで、記憶に殘る名シーンともう一度出合えそうだ。

「どうぶつ寶島」などを盛り込んだ短編上映も

會場内のミニシアターでは、この展覧會のために作られた短編映畫「まんがえいがはったつし」(11分)を上映する。「わんぱく王子の大蛇退治」(1963年)「どうぶつ寶島」(1971年)などを盛り込み、アニメ映畫の楽しさと魅力を伝える。また會場の各所では、戦前の名作からジブリの人気作までの名シーンが流される。

大丸ミュージアムKOBEで開催

「日本漫畫映畫の全貌」展(神戸新聞社など主催)は2004年12月29日~2005年1月15日、神戸・元町の大丸ミュージアムKOBE(大丸神戸店9階)で開催。

入場は午前10時-午後7時半(12月31日は午後6時、最終日は午後5時閉場)、元日休館

一般800(600)円、大高生600(400)円(カッコ内は前売り、10人以上の団體など)、中學生以下無料

展示作品の例

見たい映畫、ネットでゲット 配信サービス続々

2007年2月4日 読売新聞、東京朝刊

映畫やアニメーションのインターネット配信サービスが本格化してきた。かつてはネットを脅威と見ていた映畫會社も「守り」から「攻め」に転じた。ネット配信が新たな収益源になると見て専用ポータル(入り口)サイトを開設したり、攜帯電話向けにアニメを配信するなど、積極的にネットを活用している。

DVDよりネット配信

ネット配信のメリットは、ビデオやDVDで発売するよりも製造コストが安く上がることだ。國内では、コストが引き合わずに、ビデオ化やDVD化されずに眠っている映畫作品が多い。ネット配信では、こうした作品の再活用ができる。

東映ムービーサーカス

動畫配信サイトで舊作配信

東映は、映畫配信ポータルサイト「東映ムービーサーカス」を開設し、動畫配信サイトを通じて約240本の映畫を配信中だ。往年の時代劇など、DVD化されていない舊作を積極的に配信している。日活も「銀座の戀の物語」や「南國土佐を後にして」など100作品をネットで配信している。

ソニー・ピクチャーズ

洋畫系のサービスは、新作が比較的早く配信されるのが特徴だ。ソニー・ピクチャーズでは原則、新作はDVDやビデオの発売から90日後にネットで配信している。

地上波、衛星放送などのテレビ放映が優先

一方、國内の映畫會社の場合、邦畫の新作なら劇場公開からネット配信まで3年程度かかるのが通常とされる。ネット配信までに出來るだけ多くの収益を上げようと、地上波や衛星放送などでテレビ放映されることが多いためだ。

松竹の「シネリエ」

松竹は2006年12月、映畫配信ポータルサイト「シネリエ」を開設した。1作品について3500字程度の解説と豊富な寫真で魅力を紹介する「映畫のソムリエ」のようなサイトを目指すとしている。

ショウタイムで購入

視聴者は、シネリエで見たい作品を選び、このサイトとリンクしている「ショウタイム」などの動畫配信サイトを通じて作品を購入する仕組みだ。

料金は1作品367円

シネリエは今のところ、高峰秀子主演の「二十四の瞳」や小津安二郎監督の「長屋紳士録」など16作品を用意している。料金は1作品367円で、購入後7日間は何度でも視聴できる。松竹は2007年末までに約100作品を配信する計畫だ。

ディズニーが攜帯向けに配信

攜帯電話向けの配信も始まった。ウォルト・ディズニー・ジャパンは2006年9月から、NTTドコモの攜帯電話向けにアニメを配信している。「ディズニークラシック短編集」など3作品を配信中で、2007年8月までに28話に増やす予定だ。アニメは1本が最長20分で、月額315円を支払えばすべての配信作品を何度でも視聴できる。

角川はNTTドコモと提攜

角川グループホールディングスも攜帯配信を狙って、NTTドコモと資本・業務提攜した。今後、角川グループの映畫やアニメの予告編もドコモの攜帯電話向けに配信する予定だ。

野村総合研究所によると、映像配信市場は2006年度の181億円から11年度には950億円規模へと5年間で5倍以上に急成長する見通しだ。

映畫館の興行収入

映畫會社が作品のネット配信に力を入れ始めたのは映畫館の興行収入やDVD販売額が伸び悩んでいるため。日本映像ソフト協會の調べによると、2005年のDVDとビデオの売上高は前年の98.8%と、2000年以降で初めて減少に転じた。映畫の興行収入と入場者數は、2006年は好調だったものの、大ヒットが少なかった2005年は前年比で減少していた。

ブロードバンド(高速大容量通信)の普及で家庭のパソコンでもスムーズな動畫が見られるようになったことも、映畫會社のネット配信を後押ししている。

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